自宅にあった洋書を発掘!その名も『ベリー公のいとも豪華なる時祷書』!

みなさんこんにちは!Engllish Studio QUILT/英語スタジオ・キルトのMioです。

先日、Yuriが大学時代のご友人からいただいた絵本の話をしていましたが(Mikiさん、ありがとうございます~~~!!)

私も家を片付けている際に英語の絵本が出てきたので、今度QUILTに持って行きたいと思います。

手前はどうして持っていたのか、記憶が無い

手前はご存じ、”Sleeping Beauty”!日本語のタイトル、もちろんわかりますよね?
Maleficentも出てきますよ!
みんな大好き?ディズニー!だから、手に取ってもらえるかな?

そして奥は…わかる方はわかると思うのですが、表題がフランス語で書かれています。
確か、通っていた高校に年に1度くらい、洋書販売の業者さんが販売に来ていて
何か欲しくなったしまった私は、見た目の雰囲気でこれを買ったんですよね^^;

そしてそのまま放置されること○年…ようやく注目されるときが!

買ったときは、昔の貴族かなんかの物語(大体昔の話は貴族が出てくるけど)だろうと思っていたのですが、改めていろいろ調べてみたら、
これは、ベルギー出身のLimbourg brothers(リンブルク/ランブール兄弟)による絵を集めた装飾写本『 ベリー公のいとも豪華なる時祷書(じとうしょ) 』という本であることが発覚!

何かすごいタイトルだ!
でも「じとうしょ」って何でしょう?Wikipedia先生に聞いてみました。

時祷書(じとうしょ、ラテン語horae英語primerbook of hours)は、現存するものの中ではもっとも多く存在している中世装飾写本である。内容はそれぞれ異なっているが、祈祷文詩編を集成し、内容に合わせた挿絵をつけて、ローマ・カトリック教会キリスト教徒としての信仰・礼拝の手引きとして編集したものである。

Wikipedia「時祷書」より引用

ふむふむ。すご~く簡単にまとめると、キリスト教のお祈りの仕方などを、きれいな絵やきらびやかな装飾がついた絵本にまとめたもの!という感じでしょうか。

なかでもこの「いとも豪華なる~」のは、その名の通りとても豪華に装飾が施された、傑作といわれているようです!
何気なく持っていた本でしたが、そんな背景がある本だったとは、知りませんでした。

歴史好き、美術史好きの方には、もちろん知ってる!っていう内容だったかもしれませんね💦

中身も英語と仏語が併記してあって、1月~12月それぞれの季節の様子が細かに描かれています。とてもきれいです✨

これは、キルトの子たちが読めるようになるのはもう少し先かな?ということで、
まず自分でしっかり読んでみたいと思います!

なんせReadingがあまり得意ではないもので…(泣)頑張りま~す!

Mio

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