アメリカ大学で世界史の試験!悲しみの「ティエナメン」事件
Good evening, everyone🌉
東所沢にある、English Studio QUILT/英語スタジオ・キルト代表のYuriです。
今日もテレビで香港のデモのニュースがやってました。
(先日も書いたこれ『なぜ人は分断するのか:素朴な疑問から広がる視野』)
なんと😢警官が実弾を発砲した!と。。
どうしてこんなことにまでなってしまうのかねえ。。。
一方、中国では大規模な軍事パレードが行われていたとか。。
結局武力に頼っちゃう我々人間て、なんなのでしょうか。。。
せっかく「話す」という能力が備わっているのに、それを使わないなんてもったいないなああ。
ここでは1989年に起きた天安門事件についても触れられていました。
歴史は繰り返す。。だよなあ。(嫌な歴史は繰り返してほしくない!)
さて!気を取り直して、It’s Wednesday.
今週も【Yuri☆留学記】をお届けします!
カテゴリーの「留学記」からご覧ください。シリーズです。
今回は、大学であった出来事について、お話します。
(冒頭の話、覚えててね♪)
(いつもの 高校CANADA編は こちらから)
大学の時、World Historyだったかな?「世界の歴史」すなわち、世界史の授業を取っていたのです。
当時は、ぜーーーんぜん取りたかった授業というわけでは無かったけど(コラ)
私は経済学専攻、経営学副専攻だったので、経済や経営学のクラスはとても興味あり、楽しんで出てたのですが
この手のクラスはなあ~~と。やる気も薄め。
でも一般教養みたいなことで、他にも違うジャンルから取らなければならない授業があって、いくつか選べるんだけど、そこであった選択肢の中から選んだこの授業。
先生が、ちょっとした名物先生!みたいな感じで授業はとっても面白かった!
それで、私が通ってたアメリカの大学では「セメスター制」だったんですが
最近日本でもありますよね?
普通セメスターというと、半年ずつの前期、後期なんだけど。そこは、Fall, Spring,
Summerの3つの学期でした。
Fall(秋):9月初め~12月後半まで
Spring(春):1月中旬~4月中旬から後半
Summer(夏)5月後半~7月後半まで
Summer(夏)学期は短めで、授業を一つも取らずに全部夏休みにしちゃう人も多かったです。(そうすると、実際には春学期、秋学期のセメスター制となる)
Fall(秋)学期が始まる9月が、一年のスタートって感じなので、その前にがっつり休む、って感じで。日本の大学生もそうですね!1月くらいからもう長期休みですよね?
で、そのセメスターの中間地点でMid-Term Exam(中間テスト)があり
授業がすべて終わった後、Final Exam(最終試験(期末試験になるのかな?))があるのです。
その世界史の授業のFinal Examでの出来事でした。。。
あーーーーこのテストが終わればもう終わる~!休み入れるよ~!!!フィーバー🎉
てな感じで。みんなちょっとexcitedな感じなんですね😉
その先生のお決まりのテスト方式で、最後にボーナス問題が何問か出されるんですよ。
それは、授業ではカバーしていない内容なんですね。
なので、授業を聴いていて、その後自分でも気になって勉強してる人とか、普段から頑張って勉強していて博学!みたいな人のためのボーナス・クエスチョンなんです。
お察しかとは思いますが、なんせやる気のないわたくしは、そんな授業外で歴史を勉強しているわけもなく
ま。ボーナス問題、解けたらラッキーぐらいな感じで、思っていたわけです。(とりあえず授業内容を覚えるだけで精一杯だわよ。)
さあ!もうやっと試験が終わる!ワクワクがとまらない!わたし。
ふと、ボーナス問題を見ます。
Which country is Tienanmen Square in?
みたいな質問があったんです。
「ティエナメン」??なんだそれ?
まーーーーったくわからなかったので、当時のその先生がやたら授業で”Burma, Burma!!” って言ってたんで
(Burma=ビルマ、今のミャンマー)
ミャンマーかな?とか思って、確かそう書いたんです。
テスト後、友人たちと「あの質問どうやって答えた~?」とか「Q10の答えって何だったの~~?」とか話すわけなんです。
一通り話したあと、日本人のお友達もいたので、テストについて話してたんですね。少し年上の日本人男児。
ゆ「あの、ティエナメンってなんのことだったの?」
男「え?あれ、天安門(てんあんもん)のことだよ!」
えーーーーーーーーーーーーーーーー!(予想外)
てか、てんあんもん と ティエナメン って、全然違うし!
この質問は!「天安門」だとわかっていたら、誰でも答えられるスーパーイージー問題だったのに!
この時ばかりは、日本の教育を呪いました。せめて、天安門を中国語でどうやって発音するか、教えておいてくれ。と思いました。
日本語で「世界史」を知っていても、英語でどういうのか、現地の言葉でどういうのか(英語では、中国語の言葉は、音の通りに表記される)知らなければ、何の意味もないじゃないかあああー!
これが、わたしの「ティエナメン事件」です。
ちなみに英語表記では、Tiananmen や Tian’anmenのパターンが一般的のようです。今回の”Tienanmen”も表記の一つとしてあるようです。
今日は冒頭でフリを入れておいたので、途中からお気づきの方もいらっしゃったことでしょう。
前回のカタカナ語に惑わされるな!というような記事にも書きましたが(『「イギリス」は英語でなんて言う?「アメリカ」の正体は?』参照)
この日本という国!こーーんなに英語教育にも熱心で、何十年と続けているのに!英語でコミュニケーション取れない、表現できない人が多すぎる!
って、最近なんか悪意を感じ始めてきました。
私たちを海外に出させまい、としているのではないかと!!!
わざとカタカナ語を覚えさせて、海外で英語話した時に恥をかかせてやろうとか💦
そういう魂胆なのか!とか😀
なーーんて。
そう思うぐらい。どうしてこんなに時間もお金も、労力もかけてきているはずの英語教育、、、花開いていないのか。。。
悲しいなあ。そんな現状を変えたいです。
ぜひ、一緒に考えましょう!そして変わりましょう!
協力してくれる方、大募集です!
それでは今日はこのあたりで。
See you soon!
Yuri
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